子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん
予防ワクチン
婦人科

What is

子宮頸がんは、子宮の入り口にあたる「子宮頸部」から発生するがんです。その多くは「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスへの感染が関係しています。

HPVは主に性交渉によって感染しますが、ほとんどの場合は体の免疫によって自然に排除されます。

しかし、ウイルスが長く体内にとどまり続けた場合、慢性的な炎症が起こり、「前がん病変」を経て、5〜10年ほどかけて子宮頸がんへと進行することがあるといわれています。

最近では、20代後半〜30代の若い女性の発症が増えており、日本国内では年間およそ1万人が発症しています。

子宮頸がんとは

Hpv vaccine

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんや尖圭コンジローマなど、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症を予防するためのワクチンです。HPVは、性交渉によって感染するウイルスで、子宮頸がんの原因の約50〜70%を占めるとされています。

このワクチンを接種することで、HPVの感染を防ぎ、子宮頸がんの前段階である「異形成」やがんそのものを90%以上予防できるという報告もあります。

Types

ワクチンの種類 ワクチンの種類

当クリニックでは、4価ワクチン(ガーダシル)と、より多くのウイルス型に対応した9価ワクチン(シルガード9)の2種類を取り扱っております。

接種の対象年齢・費用について

接種が推奨されているのは、小学校6年生から高校1年生相当の女の子です(※)。この対象年齢の方であれば、4価ワクチン(ガーダシル)は公費で無料接種が可能です。

詳しい手続きや条件については、お住まいの市町村の予防接種担当窓口へご確認ください。

また、HPVワクチンは感染する前の年齢で接種するほど効果が高く、できれば初回接種は15歳のお誕生日の前日までに終えられると理想的です。若い年代のうちに接種することで、少ない回数でも十分な免疫がつきやすいことが分かっています。

※「小学校6年生から高校1年生相当」とは、12歳になる年度の初日から、16歳になる年度の末日までの間にある方を指します。

接種スケジュール

どちらのワクチンも、合計3回の接種が必要です。1回目の接種から2ヶ月後に2回目、さらに1回目から6ヶ月後に3回目というスケジュールで行います。

ワクチンの種類やご年齢によっては、接種間隔や回数が異なる場合もありますので、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

当クリニックでは、2種類のHPVワクチンをご用意しています。どちらも子宮頸がんの原因となるHPV感染を防ぐ効果がありますが、対応しているウイルスの型や予防効果の範囲が異なります。

4価ワクチン(ガーダシル)

HPV16・18型(子宮頸がんの主な原因)に加え、尖圭コンジローマの原因となるHPV6・11型にも対応したワクチンです。

料金
  • 1回目:17,000円
  • 2回目:17,000円
  • 3回目:17,000円
9価ワクチン(シルガード9)

4価ワクチンに含まれる型に加えて、HPV31・33・45・52・58型のウイルス様粒子(VLP)も含まれており、子宮頸がんの原因となるHPV型の約88.2%をカバーできる高精度のワクチンです。

特にアジア人に感染が多い型にも対応しています。

料金
  • 1回目:33,000円
  • 2回目:33,000円
  • 3回目:33,000円
9価ワクチンは「14歳までなら2回接種で完了」できます

通常、HPVワクチンは3回接種が基本ですが、9価ワクチンに限り、初回接種が14歳まで(15歳の誕生日の前日まで)であれば2回接種で完了します。

2回接種は、6か月以上間隔を空けて実施し、抗体価は16〜26歳の方が3回接種した場合と同等、あるいはそれ以上であることが大規模研究で確認されています。また、初回から3年後の抗体値も2回接種と3回接種で差がないという結果が示されており、世界的にも14歳以下での2回接種が推奨されています。

ワクチンの選び方や対象年齢についてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

Side effects

子宮頸がんワクチン接種後には、発熱や接種部位の腫れ・痛み・かゆみ、注射による痛み、じんま疹といった軽度の副反応や、恐怖や緊張をきっかけとした一時的な失神など、さまざまな副反応が報告されています。

さらに一部では、原因不明の慢性的な痛みや関節痛などの症例も確認されていますが、厚生労働省の専門家会議の検討により、ワクチンの有効性を踏まえると接種を中止するほどのリスクではないと判断されています。

子宮頸がんワクチンが定期接種の対象であることには変わりなく、小学6年生からが推奨年齢とされていることを踏まえると、ご本人とご家族が十分に納得したうえで接種をご判断いただくことが大切です。

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